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REBUILD810シリーズ Q&A

Q:R-810には組み合わせの対象機種がありますか?
REBUILD810シリーズ共通コンセプトとして、誰もが頻繁に使用する10インチ8発の大型キャビネットを含むベースアンプと組み合わせて使用することで、難しい操作なく簡単にフラット特性を出せるようになることを目的としています。詳細に調査したところ、様々な組み合わせが存在しているものの、最も普及している王道の組み合わせはAmpeg社のSVTシリーズのアンプ&キャビだと確認ができました。よって、REBUILD810シリーズはAmpeg社のSVTシリーズの組み合わせをよく参考にしているため、最も相性良く動作する組み合わせと言えることができるでしょう。
また、R-810のアンプの効果を発揮するためには、接続するアンプヘッドがプリアンプセクションをスルーしパワーアンプに直結できるような配線が可能な機種である必要があります。
現在確認できている範囲では、Markbass社のベースヘッド部はプリアンプセクションをスルーできない構造のため、R-810と組み合わせることができません。
加えて大型キャビネットにはいくつかの共通する特性を備えていること、810回路は使用者が任意でカーブを可変することができること、この二点を踏まえメーカー違いの大型キャビネットでも、私たちのマニュアルに記載したポイントを参考にしながら音響特性をコントロールすることで、フラット特性に少しでも近づけて使用することができるでしょう。参考になるよう私たちが効果を確認した機種を少しずつアップしていけるようにしたいと思います。現時点での効果確認機種はREBUILD810シリーズのそれぞれの製品詳細ページの後半に記載いたしました。
Q: R-810の想定している機種以外では使用することはできないのでしょうか?
可能です。ただし万能ではありません。
実はシリーズ共通で二つ目の活用方法があります。REBUILD810は本来音の出口をはっきりと想定した専用設計にすることで、音をアンプの入り口からスピーカーの出口までのトータルで考えることで「結果」を容易に再現可能なものにしたものです。これは現在一般的な「色々なキャビネットで使用する」を前提にしたアンプヘッドのオールマイティな設計では実現できないものでした。しかしREBUILD810シリーズのヘッド単体で考えた時に(すなわち、従来通りアンプ単体の性質・キャラクターで考えた時に)、色付けの少ないポジションがREBUILD810シリーズにも存在します。それはMONOSASHIシリーズほど確固たるもの・強力なものではありませんが、このポジションを活かすことで本来想定している大型キャビネットと異なる特性のベースアンプでも活かすことを可能としました。※ただし、このような特性で使用することが多い場合はMONOSASHIシリーズの方がより上質な反応・手応えを得ることができるでしょう。

Q:動画のアンプの設定を教えてください。スラップ時とフィンガー時で設定の変更はありますか?
R-810の設定はスラップ・フィンガー共通の設定で変えていません。
また、プレシジョンベースとジャズベースでも基本的に設定はほぼ一緒です。出音を判断し、プレシジョンベース使用時のみBODYのカット量を減らしています。この日のこの部屋のサウンドを考慮し、BOTTOMはAポジションの状態でセンターから若干カット(11時)、BODYはジャズベース使用時で初期の推奨カット位置のまま、TOPはオンにしてBポジション・センターです。つまり、ほとんど狙い通りの結果が得られているため微調整で済んでいるということです。また、最後のCTMの音について、あの動画はCTMのEQ効果にフォーカスしたものです。CTMのEQを用いてスラップサウンドとしてひとつアリなパターンで録音してみました。また常設アンプは再現性を重視し、EQはセンターでボリュームのみ操作しています。試作機でEQ部とアンプ部の筐体が別れていますが他意はありません。
Q:MONOSASHIの代わりになりますか?
残念ながら全く違う作りのため、どのようなポジションに設定してもMONOSASHIとは色々異なります。
ただし、フラットな特性寄りのキャビネットに接続したときに全く使いものにならないかというと、上記の質問に書いたようにナチュラルなバランスのポジションを見つけることができます。あくまで基本設計が10インチ8発の大型キャビネットを持つベースアンプということもあり、もともとフラット特性寄りのベースアンプ・キャビネットで使用する場合、使えるなと思える設定が少ないのです。つまりそのようなシステムでR-810を中心に使用するのはむしろ遠回りということになりえます。
例えばフラットな特性のキャビに対してMONOSASHIシリーズのWABI-SABIの場合はやりすぎなければどのポジションでも全て使える音になるよう設計しています。MONOSASHIから派手なバランスやファットな方向に盛ることも容易です。しかしR-810の場合はそのようにはいきません。やはり適所適材、です。出口が比較的フラットな傾向の環境で弾く機会が多く、大型キャビネットを持つアンプで使用する頻度が少ないのであればMONOSASHIシリーズを、そして万能なのはWABI-SABIとなります。
Q:MONOSASHIやdoppioをR-810と組み合わせて使用することはできるのでしょうか?
例えばDoppioやDoppio miniをお持ちの場合それらをM-DIとして活用する形で、ベースからR-810へ、R-810のアウトからパワーアンプに接続、R-810のスルーアウトからDoppioに接続しDIとしてPAへ送るという使い方ができます。
REBUILDはEQ回路ではないので、MONOSASHIのEQとして利用することはできません。

Q:パッシブもアクティブも対応していますか?
はい、MONOSASHIシリーズ同様どちらを入力して頂いても大丈夫です。
補足…さらにR-810CTMに関してはSWITCH用のインプットコネクタも装備しています。
Q:R-810が向いている方とは?
※前提にシリーズ共通コンセプトとして、「クラシックな10インチ8発大型キャビネットを持つベースアンプと組み合わせて利用することで、難しい設定なしにクラシックなアンプサウンドをフラット特性に変え、入力に対して素直な出音を簡単に実現できるようにする。」というものがあります。その目的から得ることができるのは、キャビネットを持参できない方でも様々な環境で出音の結果をこれまでよりもコントロール可能な状態にすることであったり、スラップサウンドを心地よく出力するや、ピッキングニュアンスを伝えやすくするところにあります。以上を踏まえて、それぞれの機種がオススメなポイント・判断基準の参考になるようにお伝え致します。
1、ベースアンプはヘッドアンプ部分だけを持ち込んでいて、イメージ通りのサウンドメイクができていなかった方やこれからベースアンプのヘッド部分だけを購入して常設キャビネットと組み合わせて使用することを考えていた方。
2、多くのライブ本番では自前のアンプ・キャビのセットを丸ごと持ち込むことが多い、でもリハーサルは部屋の常設アンプ使用することが多い方。さらにその中でも大型キャビネットを持つアンプを使用する機会が多かった方。
解説…
リハスタ中心であればR-810を導入するにあたってDI機能は不要であり、シンプルにサウンドを変えることができることにメリットがあります。環境の違いによるストレスが軽減するだけでなく、ペダルボードを頻繁に活用される方の場合、出口の強い個性が音楽的なフラットに修正できることで本番時の持ち込みアンプセットとの体感ギャップが縮まり、サウンドメイクの結果をよりコントロールしやすくなるのではないでしょうか。
3、これまでVintage Faceプリアンプを持ったことがなかった方や、M-DIを既に持っている方。あるいはM-DI機能を含む機種を持っており、多少荷物が増えても問題ない移動手段を利用できることが多い方。
解説…
R-810のTHRU OUTからM-DIへ接続すると実質R-810Dと同じように扱うことができます。
またPADを利用する必要がないのであればM-DIを先頭に入力、アンバランスアウトからR-810に接続する使い方でも全く問題ありません。
補足…
もしあなたが持っているのがWABI-SABI Limitedであれば、楽器から先にWABI-SABIに接続し、バランスアウトからPAへ。pre preamp out(SUB OUT)からR-810に接続します。
するとM-DIの音がPAへ渡り、中音は冷蔵庫キャビの特性をR-810で改善して使用することが可能。必要に応じてWABI-SABIのEQをアンプライン・DIラインへ同時に効かせることができ、2台合わせればテイストの異なるR-810CTMのようなシステムとして利用することが可能です。

Q&Aの最終更新日 : 2017-01-30

Q:R-810Dが向いている方とは?
1、現在MONOSASHI/WABI-SABIを利用しておりM-DIを持っていない方で、大型キャビネットを持つアンプで演奏する機会が割と多い方。
解説…
クラシックな大型キャビネットを持つアンプで弾く機会ではR-810Dを。
一方素直な特性のアンプ環境で音を出せる際は今まで通りMONOSASHI/WABI-SABIを利用しR-810DはDIとして活用。このようにその日の状況でアンプ機能を使い分けすることができます。
補足…R-810DはM-DI部分が内部の先頭に配置しているため、自前のキャビでライブする機会にはR-810DをM-DIとしてのみ利用することも問題ありません。
2、上質なDIを探しているが、できればDIだけでなくサウンドメイク全般に効果があるような機種を探していた方。あるいはM-DI機能を含む機種を持っているが、徒歩電車移動が主体のため持ち運べる荷物の制限がある方。
解説…
DIまでで終える音作り、という考え方は主にアンプ全体を持ち込むことができないプレイヤーを中心に支持されている考え方のひとつで、EQを含むエフェクターボードからDIまででサウンドメイクを完了できるようにし、場所ごとに違うアンプはモニターだと割り切るように考えることである意味サウンドメイクに含めないという考え方です。
私たちVintage Faceとしてはその発想にはひとつ大きな落とし穴があると考え、オススメしません。
その落とし穴というのは、プレイヤーの感覚やピッキングコントロールには多くの場合モニターの質が影響するからで、またモニターのサウンドの影響をボード内のEQに影響させてしまっているケースもまだまだ多いと考えられるからです。(この点についてはMONOSASHIシリーズとは?のページで詳しく書かせて頂きました 。 What is MONOSASHI ?
しかしR-810があることで、上記の落とし穴を埋めるひとつの方法論として確立できると考えることができます。
DI一体型の場合荷物が少なくできるため、その日の環境に合わせて今までの複合機とR-810Dとで「今日の環境ではどちらを持ち込むべきか」と選択し、その日の使用機材を選定するのが良いでしょう。
また少しでも機材費の負担を減らしていただけるようR-810DはM-DI機能をギリギリまでお得に買える設定に努力をしました。
Q:R-810CTMが向いている方とは?
当初この仕様は予定になかったのですが、R&B現場を中心に活躍されるプロプレイヤーの方の要望によりR-810を発展させる形で実現しました。
リハ〜本番まで常設機材・レンタル機材で大型キャビネットを持つクラシックなベースアンプ使用が9割以上の方が、アンプに対してもできればクラシックなサウンドではなくフラット特性を望んでいる場合、そんな方を最大にサポートする「本気セット」という位置付けです。
MONOSASHIシリーズは独自のディスクリート設計によりレスポンス・立ち上げりの早さという側面以外に、ワイドレンジ・情報量が多いという側面は比較的話題に上がりやすい内容です。が、一見地味な・話題に上がりにくいその他の要素に対してもかなり力を注いでバランスよく開発されています。
このR-810CTMは例えばフラットワウンド弦を使用するシチュエーションなど、その他の側面がより発揮されるシチュエーションでの結果にフォーカスした設計になっており、現場的にR-810CTMをメイン機として使い倒される用途を想定した複合機です。専用に用意された上質なDI・EQを含む1パッケージとして、楽器とこのHAをひとつ持ち運ぶだけで様々な要求をされる現場を渡り歩けるよう十分に考えられています。

Q&Aの最終更新日 : 2017-01-30